久しぶりの麦藁帽子
2004/01/16 (金)

hare.gif やっぱり百姓は畑に出てナンボですな。
うだうだ茶飲み話ばかり書いていては、いかん?
でもなぁ。しゃべること、駄文を書くことも百の姓の一つ。(笑

少し風があったけど、
よしっっと意気込んでいるときには気にならないもんだ。
今日こそ、ジャガイモ予定地を耕す。
未練たらしく畝に残っていた小松菜、白菜、カリフラワー(収穫できず)も思い切って片付けてウサギや鶏の餌にする。
白菜ひとつだけは残す。
春になって汚れたティッシュの塊のようなしょぼい白菜のてっぺんが萌えて盛り上がってくる。
小さな緑の白菜の葉っぱは春の味なんだ。

風でめくれあがったレタスのトンネル、
強風だったようでグルグルのバサバサのビリビリだったけど、
レタスは25株、全員がっしり根付いていた。
水やりして、トンネルをしっかりかけ直す。

こぼれダネ黄からし菜の間に、これもこぼれ種のサンチュとイタリアンパセリ発見。
かぼちゃのホットキャップをかぶせて様子を見る。

エンドウの寒さよけに竹を1本切る。
竹の枝は、枝の付いている節の下に傷をつけてから、鉈のみねで枝を上から叩き落すときれいに取れる。
田舎にきたての頃、こんな百姓技がひとつずつ覚えられることが嬉かったなぁ。
藁と竹で養生。余った枝はほうれん草のヒヨドリよけにかぶせておく。

桑の枝片付け、もうひとふんばり。

夕方、小学校に書初め展を見に行く。
廊下に張り出された習字が、うわっと目に飛び込んできて圧倒されてしまった。
どの学年も、どうして田舎の子って、こんなに素直に自分の力をさらけ出せるんだろう。
歌声も、何百人もいた前の学校より大きく響く。(ちなみに1クラスずつで全校180人)
この子達のそんな底力が活かせる世の中にしていかなくてはね。


 
百姓一記
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