うふ、うふ、うふふ
2004/01/14 (水)

これ程何かが待ち遠しかったのは、久しぶりだ。

自分のうちにテレビがやってきた日は覚えていない。
物心付いたときには、脚の細い白黒テレビがあった。
小学生の頃、それが壊れてしばらくテレビのない生活をした。
一年ぐらいはラジオの生活だったのかな。(定かでない)
待ちに待ったドデカイ家具のような総天然色テレビ(古)がやってきた時は、確かに嬉しかった。
(余談だけど、ラジオから流れる「どいまさる」というお兄さんの声が素敵だった。テレビが来てそれが「土居まさる」と言う平面顔のオヤジの声だとわかって、かなりがっくりした思い出ひとつ)

運転免許が交付される当日も、待ち遠しかったな。
学校遅刻して、警察に一番で取りに言った。
電車の中でも「ぐふふふふ」と笑っていたのを思い出す。

人生に名を残すぐらい(笑)待ち遠しかった「コタツ」である。
本体を箱から出して組み立てたり、買ってきた布団の包装を破いて敷いたり掛けたり。
いそいそと働く息子と私の昂りったら。もう。

うふ、うふふ。

うわぁ、完成。でも電気を入れる前に「お茶だ、みかんだ、煎餅だ」またいそいそと動く二人。
じわぁ〜〜っと幸せを噛みしめてぬくもりを楽しむ。
「しみじみするね〜」と息子。
寒風の中、帰ってきた高校生も「にまっ」と頬を緩めて早速もぐりこんだ。

コタツの運ぶつかの間の幸せ。
どうせすぐ「片付けろ」「寝るな」「用を言いつけるな」 トラブルの原因になる。

     12月17日につけた沢庵玄米漬け(少し味が薄いので、酢醤油+とうがらし)
     9月15日の紅しょうが 今年は梅干も低塩だったのでいいお味。大事に食べよう。

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百姓一記
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