2004/01/09 (金)
団欒のときを乱す不穏な羽音。
ぶぅ〜〜ん。
暖かい季節ならハエかアブだが、冬ならほぼ間違いなくカメ虫である。 あちこちに積み上げてある薪の間で仮死状態で冬眠しているカメたち。 薪と一緒に家の中に運び込まれ、気温差20度以上で季節外れにお目覚めになる。
殻の下に仕舞われている小さな羽根では飛ぶのは長続きしない。 ぴとっと止まるとすかさず歩き出すところを狙って広告に乗せられ 窓の外へピンっとはじかれる。 「人生山あり谷あり」とつい心の中でつぶやく。
田舎に暮らすようになって虫には相当寛大になった。 この一匹ぐらいつぶしてもキリないしぃ〜と思えるからだ。 あ、カメ野郎はいつの世もつぶしたくないか。
高層「亀蟲荘」
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