薄幸な野菜の末期
2003/12/17 (水)

↑大袈裟なタイトルで客の気を引こうとしてないか?

何度もしつこい位に気に入っています、スティック背ny-る(一回で書けないんだよいつも)スティックセニョール。
一袋蒔いて、20本ぐらい育っているのかな。
寒くなっても柔らかくて甘くて、うまいうまい。
さすがに育ちは遅いので、一週間に一回ぐらい伸びた茎を手折るとちょうど片手に一掴みになる。

昨日の夜は、外出だったのでせめてもの罪滅ぼしに
現在の畑で一番美味しい、(一番簡単な料理<茹でる>で美味しく食べられる)スティックセニョールを並べておいたのだ。

今朝、食卓に放置されたお皿に惨めに乾きつつある彼女(女なんかい)を見たとき、
生い立ちは恵まれていて、すくすくと順調な育ちを見せていても
幸せな菜生を終えるとは限らないのね、と。


夜帰ってきて、食卓の片付けしないのって?
まあまあまあ。


最期は私が責任を持って看取りました。
もやしとの油いためで安らかなお顔でございました。
ごっつぉおさん。

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沢庵漬ける
干してあった大根がいい具合にしなびてきたと遠目にニマニマしていたんだけど、
近くに寄ったら、皮が硬くバリってるー。
おばちゃんの踵って感じ。これは急いで漬けてしまわなくては。

十分くにゃっとなっていたけど、皮が気になるので
ごろごろ転がしてみる。んーまあこれなら気にならないかも。
予定ではヌカ+柿ん皮だったけど、
急遽玄米漬けに。初めての挑戦。
雪国からやってきた玄米を、硬めに炊いて
麹、ザラメ、塩と一緒に漬け込む。
柿ん皮も入れてまった。お楽しみは正月明けかな。

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夜、まなび塾。
K氏講演会。
一時間半、内容は真面目一本、横道や冗談さえ硬くてアクがない。
愉快とはかけ離れているのに引き込まれてしまうのは、作り話でない事実の持つドラマ性と
K氏の崇高な考えに魅力があるからだろうか。
人をひきつける話には「意思」がある。

たまには真面目な夜の顔。

 
百姓一記
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