2003/12/03 (水)
たすける じゃなくて「スケル」と読む。助っ人のスケですね。
結婚した時、夫の実家はこんにゃく農家だった。 秋に結婚したので、こんにゃく掘りに畑デビューを果たした。 オーバーオールと長靴も新調し、いそいそと畑に行くと見知らぬばあちゃんが手伝いに来ていた。 普通の農家でも人を使ったりするんだ、時給はいくらだろうと密かに思った。
近所の人同士、忙しいときに手伝いあうことを「すける」と言うのだと知ったのは少したってからである。 「今日は、ちぃっと助てくれぃ」 「明日朝から助べぇか?」(助平ではない) こんにゃくが高く売れたときはいくらか御礼をしたようだったけど、何日分だからいくらというようなものではない。 お互い様の意味を生まれて始めて実感できた。
おすそ分けをするときもこんな言い方をする。 「えらあるから(たくさんあるから)、食って助ろい」 いい言葉だ。
さて今日は近所のおつねさんの大豆をこぐのを助た。 おつねさん話はまた続く。
午後 豆こなし。(あと一息) 夕飯後 チャーシューを煮る。 キムチのヤンニョム、やっと手がける。 今日は秩父夜祭だった。
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