2005/10/20 (木)
畑に行くと何やら怪しげなシューっという音と焦げ臭い臭いがする。見るとちょっと離れた畑で、小型の火炎放射器で畑を焼いている。私と夫が”独身のおじさん”といっている人だ。噂ではどうも独身らしく、毎朝女性2人と畑に来ては賑やかに過ごしているらしい。
この独身さんは余裕があるらしく、1万円近い肥料を買ったり、火炎放射器を買ったりする。焼畑農業ということだ。畑の設備も、我が家のような貧乏たらしいのとは違って、オシャレっていう感じ。新品で高級そうな覆いがピッカピカにたっぷりと掛かっている。見ると私など、ちょっぴり反省する。
独身さんに限らずおじさん達は総じて、設備をつくるのが好きだ。棚を大掛かりにつくったり、小屋をつくったりする。農業をやっているんだか、工作をやっているんだか分からないような人もいる。畑の必需品はなぜかノコギリとハンマーだ。「この棚は3万円掛かった」などと自慢しているのを聞くと、ケチな私など開いた口がふさがらない。「3万円で野菜買っちゃったほうが早いんじゃない」と言うと、「金のことを言っちゃあいけないよ」と言う。
まあ、「男と女の間には深くて渡れぬ河がある」って唄もあったからイイカ。
本日、枝豆撤収。虫食い豆が多い。対策はないものか。食べられるのは3割以下と思う。
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