| 2008/06/12 (木)
庭師さんの剪定、2日目。イトヒバの剪定が主題。 そしてとなりあう五葉松を一本、伐採してもらう。
この木は2年前にも剪定したほうがいいと、今回とは別の庭師さんに 指摘されたものだった。 隣りのイトヒバ(雲龍)と葉が重なり、イトヒバが弱くなって 枯れ気味になる。
五葉松は、管理が厄介な庭木らしい。 私には剪定の方法が全然わからない。剪定方法を探しても、 本やネットで見たことがない。 職人さんにとっても五葉松の剪定は手が掛かるもののようだ。
庭木にする五葉松は、ふつう、台木に挿し木にして育てるものらしい。 種から発芽した若木で植えつけた場合、芽が強く伸びるタイプに なる。 庭木として小ぶりに美しく育てるには挿し木がいいらしい。
わが家のの五葉はみどり芽の伸びが大変強いタイプで挿し木したものではないらしい。 これからコンパクトに剪定し、さらに今後もカタチを維持していく だけの存在意義があるか疑問…ということなのだ。
二年前は、切る理由を理解できても、実際伐採することには抵抗があって、 やめてもらった。今回は、思い切って伐採をお願いした。
お神酒をまきますか、と庭木さんが声をかけてくれる。 急いでお神酒を少し用意して、庭に出る。 お神酒を根元にまきながら、ごめんね、ごめんと言葉がもれた。 そして、よろしくお願いします、と庭師さんに声をかけ、頭をさげて その場をそそくさと立ち退いた。
<ごめん>じゃなくて、<ありがとね>だよね、 これまでありがとう、そう言ってから 切らせてもらわないといけなかったと台所で後悔する。
しばらくして再び、お手伝いに庭に出ると、すでに五葉は なくなり、一箇所にきちんと積み重ねられていた。 その丁寧な積まれかたに、庭師さんのやさしさが感じられ、 救われる思いだった。
五葉松の伐採があって、今日は気づかれ。木にまつわる物語が、 全くないわけでなく、剪定をしていた父の姿とか、五葉の話を していた声とか、断片だけれど記憶にしみついている事柄が 鮮やかに思い出されてくるのだ。
本日で、今回の剪定は終了。 若い庭師さんには講師役にもなってもらったので、少しだけお礼を上乗せして お渡しした。
ひとりになって、菜園を歩く。 こちらは草が畝間に不揃いに伸びていて、庭の手の入りようとは 全く違う。けれど、実にほっとする。 ナスの実が大きくなっていたので、初収穫。
夕食は残っていたおやきの種で、長ナス一本ごとおやきにして蒸し上げる。 胃が重くて、今夜はこれぐらいが丁度いい。 めずらしくお皿を洗いきる気力なし。10時前にはバタンQ。
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