犯人探しの落とし穴―オキナグサの新聞記事から
2008/06/08 (日)


昨日の信濃毎日新聞(6月7日総合版)の第一面にオキナグサの写真が二枚。

「希少種はいま」という長野県内の絶滅危惧種を紹介する連載記事。

記者は、オキナグサの全国的な減少の要因は、
草地の荒廃や園芸目的の採取にあるとまとめる。

記事をよむと、草原の荒廃と園芸目的の採取が並列的に
書かれている印象をうける。
見出しは「草地荒廃と採取で減少」。人が株を掘り起こしたところを目撃した
という住民の声を取り上げている。

この記事に少し違和感を感じた。
個人的な採取でオキナグサが絶滅するとはとても思えない。
草地の荒廃、つまり、人の手がまったく入らなくなり、ついには乱開発された要因のほうが
圧倒的だと私には思われるのだ。

社会風潮が一気に「開発」をしかけた時代に私は生きてきた、と思う。
自然を開発し、能力を開発し、技術を開発しよう!
そして豊かな暮らしをみんなの手に!!、そういう時代。

今、社会はそうした開発信仰の果ての「豊かな生活」に疑問を投げかける。
そしてことが起きれば、犯人を探し、原因の追究を図る。 

一気に大きなブレイカーを下げることはできないけれど、私たちには何か方法があるはずだ。

そういうときこそ、冷静に状況を分析することが大事だと思う。
私のせいじゃないからいいでしょ…ではすはまされない状況を共有しているという
認識に立てること。
そして、それぞれの場所でそれぞれが小さなコンセントを抜き、
新たな道をそれぞれに発見していくこと。

なんだか混乱してきたな・・・。こういうことを書きたくなる心境ってなんだろう。

犯人探しをしておしまい、そしてまた次なる犯人探しという報道の傾向に、
足をすくわれそうになることへの腹立ち、なんだろうか。

<作業>
・サトイモの追肥(鶏糞)・土寄せ
・トマトに追肥(種かすと草木灰) ←ドキドキ 
・花壇に苦土石灰、堆肥
・ツルムラサキの発芽発見

気温:
最高26.0/最低14.3

温度差あり。風邪ひかさぬよう注意。

 
手のひら菜園 
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]