風雨の前に、梅をとる。
2004/06/21 (月)

boufu.gif 朝、晴れ。生ぬるい風、次第に強く。
雨は午後2時半を過ぎてから。6時にはほぼ止んだ。降ったことは降った。
しかし、西日本の風雨とは比べ物にならない。

朝のうちに梅を取らないと台風ですべて落ちると思い、ハシゴに登る。
老木の梅。高い木の上に、ぽつりぽつりとなっている。

色づいていても、葉に隠れて見つけにくい。
ハシゴを移動して上まで登り、さっきハシゴをかけた場所の取り残しに気づく。
ハシゴの天辺に上るのは怖い。怖いので、仕事に集中して自分の位置を忘れようと心がける。

近所のおじさんに「ご苦労さん、落ちるなよ〜」といわれたとたん、怖くなった。
人間、忘れよう忘れようとしていることをズバリ指摘されると、
精神と肉体のバランスがもろく崩れ去る。
いっそのこと崩したほうがいいこともあるだろうけれど、どどうか、
ハシゴに登って仕事しているときには、落ちるな〜とは言わないで〜怖いよ〜〜

1時間、格闘。ここ数年最低の量だった。カゴに半分もない。
平年、2カゴいっぱいの収穫があるのに。

幹には割れ目もある老木。思えば子供のころはもっと細い幹だったな。
急に、自分も老いた木に近づいた気がした。
…ずっといられるはずも無いこの場所なのだ…と思われた。

写真:大きなものは五センチ。
傷だらけで怖い思いしてのカゴ半分。大事に使おう。

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手のひら菜園 
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