杉林の倒木を片付ける。旦那はチェンソ-で倒木を根っこから切り離していく作業、丸太が何本も出来る。樹齢30年の杉の木が目の前に転がっていく。ここまで大きくなってくれたのに台風の影響で倒れた…これから時間がとれたら、皮剥ぎ作業に早く取り掛かろう。山羊も放し飼いであそばせてやろう。試しに今日皮を剥いだものを持ち帰って与えるとゆきが喜んで食べる。虫がついたら10年前に他界した主人の御爺さんに申し訳ない、納屋の材木に使うことに決めた。きっと喜んでくれるだろう。

私は、草刈機で矢竹や笹を刈り取った。足元が随分と歩きやすくなり、風通しも良く道路からよく見とおせるほどすっきりとして明るくなった。弁当持ちで林の中で皮むき作業もいいかなぁ…木の側で何故か気持ちよくなった。不思議な力で満たされている感じがした。抱っこしていると気持ちがいい…。

杉林は残念な事に、昔田圃だったとの事できれいな湧き水が豊富過ぎ、地面は少しの雨や雪で水浸し状態、水の逃げ道がなく、急いで排水路を作らなければまた大風で倒木が増えるだろう。木の成長が始まる前に終えてしまいたい作業だ。