直売所に破竹を出荷
2009/05/28 (木)

お休みしていた農園日記再開します、3ヶ月ほど前からの作業も暇を見て少しずつ書き込む予定です。

朝、5時半に自宅から2キロほどの裏山の竹林に破竹の生育状況を見に行く、この時期には珍しいほど雨が降らないのと、JAの直売所に出荷した初日は一昨年は、6月1日、昨年は6月4日なので竹の子はまだ出ていないだろうとかんがえていた。

ところが竹林に入ると結構土の中から頭を出している、2〜3日前が収穫適期の物まであった、竹やぶの中を土嚢袋を持って探し回り小一時間掛けて収穫をする、土嚢袋にぎっしり詰めると1袋で15キロほどそれが4袋、15メートルほどの崖をそれを担いで登り車に積み込む汗でびっしょりになる。

家に戻り、水を含ませたタオルで土などを拭き取り、根元を切り、1本1本に簡単な竹の子の説明と料理のヒントを書き込んだ紙を付けてポリの袋に入れてテープでくくる、64本ほど収穫してきたのだが、長く延びてしまったものや虫が付いた物を除くと出荷できるのは56本ほどだった。

私は昨年までは、竹の子以外は出荷はほとんどしないので、農作物に関しては、方々の道の駅等の直売所めぐりを楽しむ消費者として、今年も長野方面に2回、茨城や栃木に4〜5回も行っていて、とても人気のある直売所を幾つも知っていて、結構目が肥えていると思っている。

私の所属しているJAには4箇所の直売所があり、昨年までは最も販売量のある小名浜の直売所にだけ出荷していたのだが今年からコンピュータ管理になったので4箇所の何処に出荷しても良いことになった、それで今日は3箇所に出荷してみる事にした。

直売所の魅力はスーパーなどと比べて新鮮さというのが最も魅力だとは思うのだが、値段が安いのも大きな選択肢になっていると思うので、この時期いわきより温暖な県外の破竹がスーパーなどでは1本300円〜400円ほどで販売される、それで私は1本一昨年は180円、昨年は200円で大きくても小さくても同じ値段にしていた、その大きくても小さくても同じ値段と言うのがとても大切で、消費者の心理としては、大きさによって150円、160円、170円、と細かく値段が付けてあったのでは、「掘り出し物を見つけて得をした」と言う満足感がそがれ、少しでも早くお店に来て良い物を見つけようという意欲がなくなってしまうと思っている。

それで今年は1本100円の値段をつけてみた、JAに破竹を出荷する農家は私のほかに2〜3人いるのだが毎年私が5〜6回出荷して破竹の最盛期になって少量出荷される、今のところ私が出荷量の大半を占めているので初めから安い値段で販売しても余り影響はないものと考えている。



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健康野菜作りを有機栽培で頑張っています 
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