2007/04/10 (火)
京都加茂地区の代表的な漬物の「すぐき」を京都以外では最も大きな産地化を計ろうと酢茎菜の種を取る準備をする。 花が咲く前から虫除けのアミを掛けてあり現在までまったく結実していない、閑を見てアミの中に入りピンセットを使いこっちのおしべをあっちのめしべにくっ付ける愛のキューピット役を計画していたのだが、色々な作業がほぼ2ヶ月ほど遅れ気味、それでは専門家の「蜂」さんにお願いしようと、周りの菜の花に止まっている蜂を捕まえる作戦に出る。
昔、晩秋には菊の交配に使うため良くやっていたので、かーるく考えていたのだが、すばしこくてなかなか捕まらない、思えばヤツデの花が咲く寒くなる時期と、暖かい春では蜂の元気さが違う、それでも小さいころ良く手掴みで川の魚取りをやったおいらなのでだんだんこつを飲み込んで20〜30匹を捕まえたが手を2箇所さされた、家に戻り薬を塗り、アレルギー反応を抑える薬を飲み、蜂を透明なビニール袋に入れそこに水で湿らせたテッシュペーパーを入れて花粉の付いた手足を洗わせて他の花粉を持ち込むことを避ける。
蜂を酢茎菜の花の咲網の中に放して第2ラウンド、今度は風が吹いている時、蜂は花にしがみついていることを発見、風が吹いた時を狙ってさっと手で花ごと捕まえる、もちろん花は首からちょん切れる、そのうち又3箇所も刺された、特にミツバチよりもずっと小さい蜂に刺される、しかし最後はミツバチに右手の中指と薬指の付け根の中間を刺されされそこに釣り針のような針が突き刺さったままになっている、それを抜いて、痛いのをこらえながら次に蜂を捕まえると、羽をブウーンと羽ばたくだけで痛みと恐怖を感じる。
そのうち良い考えが浮かぶビニール袋を蜂の止まっている上から被せると蜂は慌てて上に逃げるのだ、此れは簡単に沢山の蜂をゲットできた、特に凶暴な小さい種類の蜂が面白いように捕まる、80匹ほど捕まえて網の中に放し、おいらの奴隷として働いてもらう。
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