世界一のお米の種蒔き
2006/04/17 (月)

朝のうち風が強く、仲間達との屋外での作業は困難と判断して、菊栽培場の一角に昨年トマトコンテストの時収穫したまま放置してあったトマトの枯れた茎葉を棚から外して片付ける、土を入れる土嚢袋が足りないので土嚢袋を買いに行きながら道路の脇の植樹帯に植えてある宿根バーベナの様子を見に行く、今年は例年にない寒い冬だった為かほとんど枯れてしまっている、この花は私が品種改良をして作り出した花なので根絶やしにはしたくないので良く見てみると 芽吹きが悪いがしかし、所々に芽が出ているのでそれを挿し芽すればたやすく苗は増やせるので一応ほっとした。
道路の脇にはまだ植えてない、ピンクの新品種の宿根バーベナが植えてある県からお借りした道路わきの大きな畑?を見に行く、昨年の今頃は此処にキクイモを植えたことを思い出す、ここには自生しているキクイモ(イヌキクイモなのかは不明)を起こしてみると芽が伸びている、本日の作業をキクイモの植え付けに変更して、野菜を作っている畑に行き、管理機等を車につけて戻りキクイモの植え付けをする。
2時半過ぎに作業を中止して竹の子などの収穫をする、蕨も初収穫できた。

仲間達と解散したその後、一昨日水に漬けておいた種籾が芽きりしてきたので種を蒔く。

日本人と米は切り離せない主食と考えている私のようなおじいさんに取って、その大切な米を一生懸命汗水を流しながら少しでも美味しいお米を、少しでも多く収穫することは、とても大切で、立派なことだと思うのだが、生産過剰で米あまりの今日、正論は通用しない、しかしちょっと以上気象で米が不作だとタイ米を抱き合わせで無いと国内産の米が手に入らない事も有ったような記憶が呆けて来た私の様なおじいさんの頭にも数年前のように思い出される。

良い物を沢山収穫することが罪悪なんて変だと思うのだが菜園日記仲間の日記にもお米を使った料理よりパン作りの様子が花盛りなのを見てもお米は余り歓迎されないのかもしれない、しかしおかずも余りいらなくて手っ取り早くすむ物だけを食べさせて(最近朝食を取らない子どもも増えている)手を抜いて子育てするとあとで思わぬ所で子どもの成長に(体ではない)悪い影響が出ないとも限らない、古い言葉の「食育」がこれから脚光を浴びようとしている。

そんなことはさて置き、私が目指す世界一の米つくり(世界一にも色々ある)の第一歩、種蒔き編、一般に育苗箱にはどの位の数の籾を蒔くのだろう、私は育苗箱の上に72穴のセルトレイを置きそこに一粒ずつ種を蒔いた、1本1本をしっかりした苗に育てて田んぼにも1本植えするために、これって育苗箱に蒔いた種の数「世界一」少ないと思うのだがいかがでしょうか。

i0 i1 i2 (1) トマトの枯れた茎と枝を整理する。
(2) 籾から芽を出し始めた紅ロマン。
(3) 2種類をそれぞれ72穴プラトレイに一粒ずつ種を蒔く.
 
健康野菜作りを有機栽培で頑張っています 
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