トマティーヨ活用法その３

メキシコではトマティーヨは煮込むとかオーブンで焼く料理に使用するそうです。熱ですぐにぐずぐずになるという特性上調味料のように使われているような気がします。

ということで、煮込んでペーストにしてみました。

(1) 鍋にびっしりトマティーヨだけをいれて煮込みます。煮溶けた汁がすぐに流れ落ちるように全部半分に切りました。 しばらくするとペースト状になりますのでもうしばらく煮た後火から下ろし、さめてから最初はざるで濾して皮の部分を分け、その後こし器で種を分離します。 (2) で、出来たのがこのペースト。味見してみると酸っぱいスープという感じです。タバスコから辛みを全部抜いて酸味だけにした感じに近いかも。スープとかに適時適量混ぜ込むと南米風料理を作るのに効果的だと思います。ネットにあったトマティーヨの説明（英語記事）を読んだところペーストにして冷凍すれば長期間の保存が可能と書いていたので出来たペーストの半分はチャック付袋にいれて冷凍保存しました。気が向いたときに使ってみます。 で、残りの半分は砂糖を入れて再度煮込み、シロップにしました。ジャムと違い、皮の部分と種が入っていないので紅茶とかに入れるのにいい感じです。 ちなみに分離した大量の種（トマティーヨは中にかなり多くのピーマンの種に似た種が入っています）を煎ってみましたが、もともと油がない種なので別に美味しいものではありませんでした。 (3)