スギナ茶 続き
2005/07/09 (土)

昨日干したスギナをお茶にしてみました。

i0 i1 i2 (1) 丸一日除湿器をかけた密閉した部屋に置いておくとスギナの水分がすっかり抜けてからからになります。
>なんだかんだと除湿器は重宝しています。ここらは海から100メートルほどしか離れていないのでうかつに外に洗濯物を干すとすぐに潮っぽくなるっていうのも含めて。

芯の太い部分はなるべく取り除いた後、包丁では切れないので鋏で1pほどの長さに切ります。(写真の通り、全部1cmに切れたわけではないです)

このときにおいをかぐとそのまま草のにおい。本によってはこの状態でお湯を注いで呑むってのもあったんですけど、それはさすがに……
(2) フライパンでよくかき混ぜながら弱火でから煎り。だんだん緑から茶色に葉っぱが変化してきます。(焦げているというわけでもない)
10分近くやりましたが少々緑のものも残りました。水分が残ってる分なのか。

予想よりもいいにおいがしますが、お茶ほど濃厚な匂いがするわけでもないです。
(3) すぐには色が出ないので5分ほど急須で寝かせます。

で、味はというと……お茶っていうより煎じ薬ですよね……
薬というほどの独特な苦み等はないですが、微妙な草っぽい香りがあります。煮出すとこの香りが強く出るのかも。慣れてくるとお茶のように普通に飲めると思います。

ちなみに薬効は
>ケイ酸とサポニンの一種のエキセトニン、葉緑素、カルシウム、カリウム、リンなどが含まれています。
>利尿、鎮咳、去痰、解熱、抗炎症、解毒、止血作用があります。
>痰きりやむくみ、下熱、咳止め、かぶれ、切り傷、下血、膀胱炎、腎炎に良いです。
> 煮出す場合は、1日量5〜10gを300mlの水で3分の1量になるまでゆっくり煮詰め、カスを除いて3回に分けて食前に温めて飲みます。利尿作用があり、解熱、咳止めに良いです。
>冷めた煎液は扁桃炎などでのうがい薬として使えます。

だそうで、体にはいい模様。

でもこの程度の手間で出来るのならわざわざ買うことはないですね。基本的に雑草ですし。

次のチャレンジはタンポポコーヒーかなぁ。根を掘るのが面倒ですが。
 
とりぷとの家庭菜園日記(道南)
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