北海道の旅・4日目
2008/07/17 (木)

☆今朝の出発は、10:00です。
 遅いからと、朝寝坊しているはずはありません。

 8:00には、札幌の町を散策しに出かけました。
 テレビ塔、札幌大通り公園、時計台、旧札幌庁舎。
 旧札幌庁舎前では、イベントが行われていました。
 そこで、さくらんぼを買いましたが、それがとっても美味しかったんです。
 あれこれといろんな種類を味見させてもらってから買いましたものね。
 でも、名前は何でしたっけ?

 実は、この散策の間、何度もコンビニに立ち寄りました。
 趣味の園芸のテキストを持ってくれば良かったのですが、
 小笠原先生のサインが欲しくても、書いてもらうものがないんです。
 本屋さんは、10時にならないと開かないし・・
 結局、白いハンカチを買って、そこに書いていただきました。

 先生はサインに、岡倉天心の 「花 無用なものの 微妙な用途」 と言う言葉を添えてくださいました。

 素敵な言葉をありがとうございました、大切にいたします。

☆さぁ〜今日は、恵庭市恵み野のオープンガーデンですよ。
 恵み野は、地域ぐるみでオープンガーデンに参加されている花の町です。

 オープンガーデンの代表の方が、案内してくださり、素敵なお庭のお宅を何軒かおじゃまさせていただきました。

 その中で、研究村通りと言う所がありまして、その通りは、真っ直ぐでなく緩やかに蛇行しています。
 電柱も地下埋め込み式なのですっきりしていて、前のお宅との断絶感もありません。
 お庭の囲いも植栽で1メートル以下、
 車庫も自宅との一体型と決まっていて、車が庭にはみ出していると言う事がありません。

 お洗濯も外には乾さず、庭には芝生を植えること。
 シンボルツリーを植えることなど、沢山の条件が付いています。
 ほとんどのお宅の垣根はなく、お隣とのフェンスもないのですから、まさにオープンな庭(オープンガーデン)です。

 まだ実は小さいですが、りんごの木が、通りに面して植えられていました。
 大きくなったら、採られてしまわないかしら・・と言ったら、
 「消毒したて!」と札をかけておくんだよと、先生。
 ナイスです、利用させていただきます。

 おじゃましたお庭の主さんと、これがご縁でお知り合いになりました。
 ご自身のお庭だけでなく、恵み野のオープンガーデンを広めていこうとHPで公開されている方です。
 そのHPは、「花咲おまさ」。
 画像も綺麗で、素敵なHPですよ。
 恵み野オープンガーデンの詳しいことは、おまささんのHPをご覧になってくださいね。

 ここで、うかがってこなかった大きな疑問が残りました。
 自分の園芸から言えば、今は不要な土とか、鉢とか、見せたくないものって、沢山あるんですよね。
 お宅の周りを一周させていただいても、それらが目に触れないんですよ。
 完璧なんです。
 どうしてなんでしょうね〜
 おいおいと、おまささんにお尋ねしたいと思います。

☆恵庭市内で、美味しい和食ランチをいただきまして、最後のガーデン巡りに参ります。

 えこりん村の銀河庭園と、北方植物保護ゾーンを見せていただきいます。

 銀河庭園は、チェルシーフラワーショーで、金賞を6回も受賞されているイギリス人ガーデンデザイナーの
 バギー・ギネスの設計によるものだそうです。
 異なった30種類のガーデンがあり、その中のいくつかは、
 チェルシーフラワーショーで、受賞したガーデンを移築したものだそうです。

 手入れもとても行き届いていて、その広さも半端じゃないです。
 丘の上から、ガーデン全体を見渡せるようになっているのですが、
 最初からの丘ではなく、池を作った時に出た土を盛り上げたと言うからビックリです。

 ローズガーデンもありましたが、雨が降り出していて、本来の美しさが見られなかったのが、少し残念でした。

 ここは、勝手に散策するのはもったいないです。
 一時間ほどの園内ガーデンツアーが、行われているようです。
 いかれた方は、是非参加してみてくださいね。

 ここの植栽の種類もとても豊富です。
 案内してくださった職員の方に、花の名前をお尋ねしますと、すぐに答えが帰ってきます。
 とてもよくご存知なので、ビックリしてしまいました。
 もし、分からなかった名前があると、お帰りまでに調べておきますので、ゲートで聞いてくださいとのことでした。

 それから、長靴を履いて、合羽を着て、北方植物保護ゾーンに入りました。
 流れる川を渡り、山を登っていきます。
 貴重な植物たちが保護され、それらを説明してくださいます。
 再び雨が降り出しまして、係りの方が、傘を取りにいかれました。
 その傘が、なんと「秋田フキ」

 どこかで、大きな葉っぱの陰で雨宿りしているコロボックルの姿を見たような気がします。
 
 雨が降った時に、山での火の起こし方とか講習してくださいました。

 自生の蔓紫陽花が大木に絡まり上っていました。
 あの木は、蔓紫陽花によって、そのうちに枯れてしまうそうです。
 オーストラリアで見た「絞め殺しの木」と同じですね。
 レンガの壁に這う蔓紫陽花は、とても素敵なのに・・・

 普段は、ここには他のお客様は入れないそうです。
 趣味の園芸限定ツアーだとか。
 大きな得点でしたね。

 こんなにも広くて、手入れが行き届いたすばらしいガーデンは、いったいどこが経営しているのかとお聞きすると、
 民間だと言われました。
 ビックリドンキーが、母体だとか・・
 そう言ったところが、ガーデンを持つなんてこれまたビックリです。
 オーナーさんは、とても花好きな方なんでしょうね。

 いつか機会がありましたなら、お天気の良いときにゆっくりお邪魔したいです。

 これで、ガーデン巡りの旅は、終了です。
 このころから、雨が本降りになってきました。
 あとは、空港へ向かうだけ・・

☆新千歳空港では、名古屋行きの飛行機の方が後なので、お見送りできるのかな・・って、思っていましたが、
 これから手続きをしなくてはいけませんので、先に空港に入りました。
 
 新千歳空港って、すごく長いんですね〜
 JALを通り越して、通り越しても、ANAのカウンターにはなかなか着きません。
 手続きを済ませて中に入っても、結局とっても離れているので、やはりお見送りはできませんでした。
 最後の晩餐は、海鮮ちらしに毛蟹汁。
 毛蟹汁がとても美味しかったです。

 お土産はほとんど買っていないので、空港で買い込みました。

 飛行機に乗る時に、隣にポケモンの飛行機が止まっていました。
 あれは、どこへ向かったんでしょうね。

 飛行機は、離陸すると、まもなく船酔い(いえ、飛行機酔い?)するのかと思うほど、よく揺れました。
 それが治まると、眠りに付き、気がつくとセントレアはまもなくでした。


 
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