2008/03/10 (月)
☆沢山のゴージャスなクリスマスローズをお育てのOさん庭にお邪魔しました。 Oさんから、「交配するなら来てね」って伝言いただきましたので、喜んでお邪魔いたしました。
もちろん、Oさんのクリローコレクションから花粉を頂戴するためです。 母は、我がクリローなんですが、受粉できる花がそんなに沢山あるわけでなく あれもこれも欲しくても、欲張っても交配できません。
2日前から、母花の受粉できる状態にあるおしべを撤去して、 一応お茶パックかぶせて、花粉待ち状態にしてあった花もあります。
ジッパーつきの小袋に、Oさんのクリローのおしべの開いた花粉付きのをいただきまして持ち帰りました。 でも、花粉は、袋の中に付いちゃって、おしべには残ってない感じです。 袋をひっくり返しまして、我が家のめしべにつけました。 母の名前と、Oさんちのクリローの父の名前を付けて、お茶パックをかぶせました。 さて、無事に種袋は出来ますでしょうか?
Oさんは、ご趣味で油絵をされるものですから、新しくお庭の一角にアトリエが出来上がっていまして、 そのアトリエから、眺める庭が、なかなかい〜い感じです。 そこで、お茶をいただきまして、やがて来る春本番を想像いたしました。
お庭をリフォームされているのですが、アトリエから美しく見えるように心がけていらっしゃるそうです。 どんな風に変化していくのか、私も楽しみです。
今回いただいてきた花粉は、この3種と、シングルの糸ピコ2種です。
Oさんも言っていらっしゃいました。 クリローの色が買ったときよりも濃くなってきているって・・ 過保護状態で育てられたものが、自然にならされると本来の色になるのだろうかと。 買うときは、なるべく薄い色の方がいいわよって。 はい、同感です! でも、黒だけは、より濃い方がいいですよね。
☆クリスマスローズの園芸書を購入しながらあまり読んでいませんでした。 改めて、交配のページを読むと、
○ダブル同士の交配では、高い確率でダブルの花になる。
○花粉は、ジッパーつきの小袋に入れて、冷蔵庫に入れれば1ヶ月くらいもつ。
○花色が変わることについて 市場で販売されている株の中には、寒涼地で夏ごしさせた後、温室で加温して、早くから咲かせることがあります。 こう言った株で開花した花は、未熟なこともあり、一般よりも薄い色になりがちです。 購入後、普通の管理をすると、翌年は本来の花色になります。 やっぱり、そう言うことだったのね。
○交配のおしべを取り除く時には、ネクタリーもカビの元になるので取った方が良い。
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