連作障害? 石灰窒素
2008/01/13 (日)

☆我が家の野菜たちは、どの子もすくすくと成長し、甘く柔らかく美味しくいただけますのに、
 一昨年から、白菜は、立派に結球してから、
 外葉の付け根部分から腐ってくると言う症状が出る株が現れるようになりました。

 「はなとやさい1月号」を読んでいて、それが尻腐れ病であることがわかりました。
 (私の勝手な判断ですが)

 尻腐れ病は、このように紹介されています。
 土壌病害のひとつで、最初は地面に接した葉の付け根部分に、1.5〜4cmの楕円または不正形に淡黄色になり、
 その後褐色になり、腐ってへこみます。
 ひどくなると、内葉まで腐りますが、軟腐病のような悪臭はありません。

 一種のカビですが、土壌伝染するので、アブラナ科野菜の連作を避けるとともに、
 ガスタード粒状剤を播種または定職21日前までに10uあたり200〜300g散布し、土壌消毒する。

 しかし、土壌消毒は有効菌も殺すことにも繋がります。
 積極的に薬剤を用いるのではなく、病気になる前に輪作や堆肥施用で土に力をつけ、
 株に健康な体力をつけることが肝要です。
 収穫後の病葉は、地中深く埋め込みます。
 なお、発病地には石灰を施すと良いでしょう。

 我が家のナスにも、一昨年からこのような症状が現れます。
 めきめきと大きく育って行くのですが、梅雨明けと共に、元気な葉が、くたくた〜ととろけるような感じになるのです。
 これは、まさに根っこが痛んでいるなと言うことは間違いありません。

 我が家の畑は、少し掘ると粘土層になっていまして、長雨が続くと、根が痛むものが多く出てしまうのです。
 そのためには、高畝にし、堆肥、クン炭を施し、水はけを良くするのですが、
 どうも、ナスが良くありません。
 連作障害回避のため、接木ナスにもしています。
 でもでも・・・です。

 園芸相談のコーナーので見たナスの画像が、まさに我が家のナスの症状でした。
 連作障害とありました。
 
 同じ作物を育てるのに、3年とか5年空けなさいと書かれていても、
 ナスの次にトマトやジャガイモを育てれば連作になってしまいます。
 狭い畑のこと、連作は避けられません。

 連作すると、土壌に悪い菌が繁殖します。
 堆肥、クン炭は結構沢山入れ込んでいると思うのですが、堆肥の物が良くないのか、
 地力が上がるどころか、下がってきていることのようです。

 昨年はじめて購入した蟹殻炭は、エンドウを見ていると、今のところ良いような気がします。
 これを今までの堆肥以外に使って行きたいと思います。

 石灰窒素が、土壌の殺虫にもなり、殺菌にもなり、分解されて窒素肥料になるから、連作障害に有効だと言う方もいらっしゃいます。

 JAでお聞きしたら、石灰窒素が一概に連作障害に有効とは言えませんが、
 菌、根虫を殺してくれるので、土壌はクリーンになりますので、作物は健やかに育ちます。
 ただ、有効菌も殺してしまうので、その後、再び施すことが必要ですと言われました。

 冬だから、施行して20日おいたら、蟹殻炭をしっかり入れてあげたいと思います。

 石灰とうたってあっても、苦土石灰は、施した方が良いそうです。
 購入したのは、粒状になっていますので、吸い込むことはありませんが、一応農薬ですので、手袋してくださいねと言われました。

 強風の中、5m×5m分だけ、草取りして、石灰窒素撒いて耕しました。
 草や藁は、一緒にすきこんだ方が、醗酵が早くて良いと書いてありましたが、
 我が家の小さな耕運機では、長い藁は、車輪に絡まってしまいますものね。

 強風の中、あ〜、寒かったです。 

 
 画像左・・ビオラ・ミニオハラハートが開花しました。
      地味な花だね。
      まだ開花しないムルチコーレとのツーショットが楽しみです。

 画像中・・今頃芽が出たブラキセラスです。
       寒空の下、根性発芽です。


 

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