元気な根っこを育てる方法
2007/10/15 (月)

★ちびっ子苗を植え広げたり、ポット上げしたりして、その時は元気だったのに、
 時がたつと、1本だめになり、2本だめになりしてだんだんと減っていくことがあります。
 無事、全部元気に育つ場合と何が違うんだろう〜って思ったんですが、
 ひょっとしたら、これかも・・

 @植え広げの培養土(多くの場合、市販培養土+赤玉小粒+クン炭+マグアンプ)に、たっぷり水分(HB101溶液)を与える。

 A育成箱に、湿った培養土を入れ、ポットで発芽したちびっ子苗を割るようにして、分けて植えつけます。

 B植え付け後は、すぐに水を与えず、日陰で数日過ごさせてから、日向に出す。

 *植え付け後に、たっぷり潅水すると、根が目詰まり、根っこの空気が少なくなって、弱ってしまう場合があります。
  そんな状態で、日に当てようものなら、とろける様にお亡くなりになり・・・
  せっかく発芽したのに、そんな経験ございませんでしょうか?

  苗の育成には、根っこに空気がたっぷり必要です。
  (苗が大きくなっている場合は、ここまで気を使わなくても〜ですが)

 *定植の際にも、定植場所にあらかじめ穴を開け、そこに先に潅水し、
  それから半日以上経って、しっかり水が引いてから、周りの土をほぐし、ポット苗を植えつけます。
  (理想としては、朝、穴に潅水し、夕方ポット苗を植えつける)
  植え付け後は、水はと〜ぶんあげないほうが、根の張りは良いです。
  どうでも、干からびそう〜一歩手前で水をやっとあげるくらいがでちょうど良いです。
  残酷のようですが、我が子には逞しく育って欲しいですもの!

     さらに・・・ スパルタ育成方  ↓

 C知り合いの微生物の専門家によりますと、植え付けの際のポットの土は、カラカラに乾かした上で定植した方が、
   周りの土の水分を求めて、根っこが早く張ろうとするので、生育が良いとの話です。
   もちろん、先に定植場所には潅水が施してあります。

   この場合、少々苗がクタ〜としても、水を与えるなと申します。
   その上、毎日、苗を見ていると、水をあげないことに我慢が出来なくなるので、
   と〜〜ぶん、定植した苗を見るな!!とまで言われます。

   そこまで我慢が出来るかどうか・・・・
   ただし、それで、苗が本当に干からびても、責任はとれません、あしからず。
  
 D私が夏野菜を購入する生産者さんの育成方は、土をにぎって団子になって、すぐにバラバラになるくらいの湿り気が土にあれば、
  定植場所に潅水せず、ポット苗をたっぷり水の入ったバケツに苗を首まで沈め、
  気泡が出なくなったら、そっと植えつつける。
  その後は、しばらく水をあげない。

 *CとD、どちらが生育は良いかは、いっぺんに両方試していないので分かりませんが、
  どちらにしても、定植後の水遣りは控えた方が、根の張りが良いことは確のようです。


 <根っこと地上部の法則>

  根っこが元気 = と〜ぜん地上部も元気に育つ




 
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