2007/08/09 (木)
★毎年デルフィーの種蒔きはしていますが、いまいち発芽、育ち等の成績が悪く、 数本が、背も高くならずに咲いてくれるだけです。 今年は、デルフィー・オーロラの種を購入しましたので、新しい方法で、チャレンジです。
<はなとやさい 2007.05 こだわりおやじの園芸知恵袋より>
紹介された方法は、冷蔵庫で寒さにあわせて芽を早く出させる方法です。
------- 冷蔵処理 --------
@350ml程度のペットボトルに水道水を1/3ほど入れて、その中に種を入れます。 家庭用冷蔵庫(5〜10℃)に入れ、45日程度低温にあわせます。 一般平暖地では、8/15ごろ行います。
A時々、中を確認して水がにごっていたり、水アカのようなものが着いていれば、 期間中に1〜2度綺麗な水に交換します。 早いものは、水の中で芽を出してきます。
---------- 種蒔き ---------------
10月の初めごろ、ティッシュペーパーなどに種をとり、 水を切ってすぐに種蒔きします。 デルフィーは、嫌光性ですので、必ず種の2〜3倍の土をかけます。 早いものは、2〜3日で発芽してきます。 芽を出している種は、丁寧にあつかいましょう。
------------栽培・管理など ----------------
@本葉2〜3枚で花壇または鉢に定植します。 寒さには強い植物なのですが、霜に持ち上げられると枯れたり生育がわるくなりますので注意します。 簡単な霜よけが効果的で、 温室に入れて過保護にすると、貧弱になってしまい、立派な花が咲かないことがあります。
A葉が痛まない程度に、しっかり寒さにあてることが大切です。 京都周辺では、真冬の朝、葉が凍ってしまっても痛まないくらい丈夫です。 茎が立ってくるまでに、出来るだけ葉の枚数を確保しましょう。
B必ず支柱を立てましょう。 ご家庭でも、1.5m以上のデルフィニュームが期待できます。 花の重みで茎がポッキリなんてことにならないように。
<はなとやさい 2007.06 こだわりおやじの園芸知恵袋より>
「街灯で電照栽培?」
普通、短日性のコスモスや菊など、街灯があると開花しなくなります。 皇帝ダリアだってそうです。 我が実家の皇帝ダリアは、昨年大きく育ったのに、ついに花芽すらつけませんでした。 これは、すぐ側に街灯があったからです。
これと反対に、長日性の花たちは、良く咲いたり、早くから開花したりします。
長日を好む花の中にデルフィニューム・オーロラもあります。
普通開花は5月になってからですが、街灯下では、4月中旬には咲き始め、5月上旬まで楽しめます。 また、その分次の花が早くあがってきて、2番花はもちろん、うまくいくと3番花までみられることもあります。
街灯で、栽培できる品種を選んで、タダで出来る電照栽培を積極的に楽しみましょう。
と、言うことで、我が家の入り口にある街灯の下でも、チャレンジしてみようと思います。 今は、ランタナがでっかい顔をしていますが、そのころには、しっかり切り詰めて、 デルフィーの陣取りをしたいと思います。
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