2004/10/15 (金)
今日は雨のち晴れ
良い葉のつきかたにはパターンがあるといいましたが 補足しないとちょっとわかりにくかったですね(^^;
葉の一生を大きく3つに分けると、伸張期、展開期、 老化期に分けることができます。 @伸張期 葉がどんどんと大きくなる時期です。徐々に葉の 細胞が増えながら光合成をしていきます。他の部分 に炭水化物を送る余裕がまだない時期です。 A展開期 葉の伸張が終わりほぼ最大化した状態です。この 時期は盛んに光合成を行って炭水化物を生成し、一時 貯蔵したり他へ送ったりする能力が高いじきでもあ ります。 B老化期 光合成能力が落ちてきた葉ですが、もう自分で消費 する必要も少ないので枯れるまで炭水化物を他に送り つづけます。また伸張〜展開期に蓄積した養分のうち りん酸など移動しやすいものを伸張期の葉に送るなど いろいろな補助の役をしています。
ここまで書くとなるほど!と分かる方も多いはず。 それぞれの葉が次代を担う葉をサポートすることで、 どんどん良い葉が生まれてくるのです。
|