2004/10/07 (木)
今日も晴れ。快晴
B水分コントロールとして 葉には「気孔」という小さな組織がたくさんあり 毎日植物体内の水分を調節しています。特にに盛ん なのは日中で、葉温度を下げるために気孔を開いて います。しかし植物や立地条件によってこの機能は 差が大きく、一般に乾燥地帯の植物は気孔も少なく 蒸散量も少ないのに、湿地の植物の気孔は多くて 蒸散量も多くなります。しかしシダ植物はより原始 的なため気孔という組織がなかったりします。 このほか降雨時は葉温を下げる必要もないので、 動きが鈍く、極度の乾燥が続いた場合ではこれ以上 萎れないために、極力気孔を開かないで耐えてい ます。
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