2004/09/08 (水)
台風一過。ごごから一時雨。
ですが、前回よりは風が強く傷あとが大きいです。 なすの葉はぼろぼろ。きゅうりもダメですo(><)o
さてさて石灰の使用注意その2です
2 肥料との同時施用について 時間がないため、消石灰と化成肥料を同時にまいて 耕うんする人が多いですが、これは基本的に間違いで す。同時に散布すると、肥料に含まれる副成分(アン モニア塩分や水溶性りん酸など)と反応してアンモニ アガスが発生し、ガス害を受けたり窒素流亡がおきや すくなります。また土壌酸性度の矯正力が落ちてしま います。 このようなことを防ぐためには、石灰類や堆肥は作 付け2週間前くらいに散布して土壌の酸性度を調整し ておき、作付け1週間前くらいに化成肥料を基肥とし て散布すると、各肥料がバランスよく根に吸収される 条件が整います。 もしくは、粒状の炭カルや貝化石など、あまり化成 肥料と反応しない資材を使うなどの方法があります。 また、石灰窒素などの、窒素と石灰が含まれていて ある程度アルカリ矯正力のある肥料を利用する方法も あります。この石灰窒素に含まれるカルシウムシアナ ミドが分解されてアンモニアに変わるまでに夏季では 3〜5日、冬季では7〜10日必要ですので、作付け前 の日数に注意してください。 石灰窒素は全面散布が基本ですが、溝施用する場合 は遅効きして根を傷めることがあるので、堆肥などと 混ぜると良いでしょう。
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