2004/02/08 (日)
今日は晴天。
でもなかなか雪解けとはならないので、野菜作りの 上達のポイントなんぞちょっとまとめてみようかな? と思いました(^^; 自分のやり方も反省しつつ…
まず、野菜とは何かを簡単におさらいしておきますが、 大前提として生物である以上、日々変化するものである ということです。この変化する野菜を目的に向かって 育てることが「うまく栽培する」ことでただ単に育つ のとはわけが違います。自然まかせの放任栽培では、 けっして野菜作りの上達はありません。
それは現在の野菜が本来の自然の一部ではあるのです が、人間の都合により品種改良が進んだため、自然界 からみれば奇形といってよいほど本来の姿からはかけ 離れてしまったことです。もはや人間の手をかりない と子孫を残すことも困難な野菜がとても多いのです。 つまり、もともと生育に適した地域から世界中に種が 移動した結果、どこでも同じような野菜を作れるよう に人間が無理やり変えてきた結果でもあります。
例えば今、市場にあふれている数百種の野菜のうちで 空き地や雑草の中で10代も子孫を残せるのはごく少なく しかも人間が望む味や収穫量を期待できるものは、 一部いも類くらいだけではないでしょうか(^^; 自然界の生存競争はそれほど過酷なのです。
なので、人間が手をかけて野菜を栽培することは野菜 達にとってはもはや必然です。否、手をかけてあげる べきなのです。野菜達になにが必要なのか考えること が上達への第1歩といえるでしょう。
一言。有機・無農薬栽培を目指すなら、なおさらこの 「考える」ことは最大限行うことです(^o^;
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