2004/02/02 (月)
なんのこと?と思う方が多いでしょう。
これは最近育成された新作物の名前です。 それぞれ、どんな親からできたのかというと… オレタチ=オレンジ×カラタチ ホウレス=ほうれんそう×レタス 千宝菜=小松菜×キャベツ ポマト=じゃがいも×トマト ヒネ=ひえ×稲 などがあります^-^;
なんでこんなことを、と不思議がる人もいるで しょう。実はいろいろ面白い特性があります。 たとえばホウレスなどは、レタスの生食可能な 性質とほうれんそうのビタミン豊富な性質をあ わせもった新野菜です。 千宝菜は耐病性と良品質をあわせ持った野菜と して有望です。
近年人気があるオータムポエムは「紅菜苔」の 緑色ブルームレス系の選抜種と「中国菜芯」の 早生ブルームレス系の選抜種を交配したF1種で、 固定種ではありません。栽培してみると小松菜 のような葉があったりキャベツのようなブルーム がでてきたりといろいろな変種が混ざっている ような感じです。
日本では遺伝子組み換え作物の栽培種はまだ栽培 されていませんので、これらの新作物は普通の交配 のほかに細胞融合や胚培養といった技術が使われて います(^-^)
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