トウキョーで力仕事
2007/03/18 (日)

 気温@最低:-2.0度 最高:10.7度

本日は東京に帰ってました。到着は昨日の夜ですが
洗濯機と乾燥機をエッチラホッチラ運ぶという、軽い力仕事の為のご帰還。
いやいや唯一の男子である甥っ子が大きくなって、こんな力仕事も大いに助かります。

各家庭各家族にそれぞれ自然に決まった役割分担というものがあると思うのですが、わたしのように実家を離れてる者はハッキリクッキリしております、はい。
主な役割はババ守です。ババとはワタクシの母の事ですな。(´・ω・`)

なんつーか意志の強い女性なので、未だに気に入らない事があるとがならずには居れんのですね。
まぁ毎日一緒に居る肉親は慣れてるっちゃーなれてるのですが、それでも機嫌悪いよりかは良い方が良いので、それとなくPCの事や好きな折り紙遊びの事やトンボ玉の話題を出して機嫌をやや良くさせるのです。
母がぷりぷりしてても離れてる分わたしはそこらへん反発心が薄いのですな。
相手もさすがにたまにしか会わない娘なので割と簡単に機嫌良くなってくれます。ンでご飯を皆で食べるのです。
毎度毎度なので、たぶんこれがわたしのメインな役割なのでしょう。(*^。^*)

ま、そんな事はどうでも良いのですが。姉の長男である甥が高専進学が決まり「どんな勉強するの?」と訊いてみた所本人は上手く説明は出来てなかったけど、どうやらシステムエンジニア的な事らしい。
卒業までの5年間の1〜2年生の時までは勉強が結構大変らしい。
「将来どんな仕事がしたい?」って訊いたけど、まだまだ未来の話しで漠然としてて上手く返事が出来ない様だ。まぁそんなもんだよね。
でも工業系(SEも含めて)がいいなぁーと思ってるから高専進学を希望したんだろうから「どーして?」って訊いたら「なんかカッコいいから」とモジモジしながら答えた。
一緒に居た小学生の姪っ子は「なんだぁー」と笑ったけど「いや!大切な事だぞ!」とわたし。

自分の将来関わるかもしれない分野をカッコいいとか魅力的だと思わなかったらやる意味ない。
お金がもうかるとか人気があるとかそんな理由じゃ人間幸福感は感じられないし楽しくない。
人はいつかは色々な形で働かなくちゃいけないんだから、その仕事を無理にでも好きだと思わなくちゃ時間の無駄だ。どこか良い所魅力がある所を見つけて働かなくちゃ、まず自分が幸せになれないよ。
自分を幸せにできん人間は人も幸せに出来ないし、人にも幸せを分けてもらえない。

そんな事を小学生にも通じるように簡単に例え話を織り交ぜてお話をする。
小学生は正直に「うーん、わかるようなわかんないような」と。「そうだよねー」とわたし。
いいのだ。記憶の端っこにで残ってくれれば。
甥っ子はさすがにお子様、ストレートだぜ。「仕事好き?」と訊いてきた。
「うん、好きだよ」と言うと少しホッとしたような表情をする。
「もっと儲かればもっと好きかな!ヾ(´▽`*)ゝ」と言うと大きな笑い声を二人ともあげた。

本心を言えば全部が全部好きな訳じゃないし、不満だってあるし、でもそれはオトナがコドモに言う事では無い。
オトナの見栄という訳では無く(身内に見栄張ってもショウガナイし)コドモにとってオトナの言葉と言うのはとてもインパクトあると思うから。とくに答えを求められた時の発言は、たぶん心のどこかに何かの形で残ると思ってるから。
15歳なんてオトナとコドモの中間みたいな位置に居る子はとくに。

こーやって時々しか会わない風来坊な叔母の話しを「うんうん」ってきいてくれる素直な気質を、そのまま残したまま大人になって欲しいと思う。
そのためなら無い頭ひねって、通じるようにいつでも話しはするよ。

帰ると言って帰らなくて「うそつき〜!」って文句言われる時期なんて、きっとそう遠くない未来には無いんだろうからねー。


i0 i1 (1) 実家のまわりは相変わらず夜中でも明るい。
こんなんじゃ星も見えねえよなーと、ひとり思うのでありました。

(2) うちのママンにオーダーして作ってもらったトンボ玉作品。
携帯ストラップとバレッタとボンボン。
焼き樹脂製なのでそれなりに丈夫なのでは。

(3)
 
ちびたのちび畑
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