秋の読書週間
2004/09/26 (日)

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朝方まで本を読んでた。
ベッドの上でクルクルと転がる。転がる。くるくる。くるくる。
ねこちびたはクルクル転がれないのでパタンパタンと寝返りをうつ。
ももは転がるわたしの隙を突いて背中やらお腹やらに乗って伸びる。
せぷてんばーれいん、なのだ。

午後、本を買いに行った。
朝まで読んでた天童荒太の家族狩り第二部。相変わらずの弱者虐待にまつわる犯罪のお話しのようだけど。「永遠の仔」もかなり印象的なお話しだったから、とりあえず全部よんでみよ。今現在5部まであるけど、それで終わりなのかなァ。
ついでに古本屋で田口ランディの「アンテナ」。「コンセント」を読んでからだいぶ経ってるけど、あのお話しは割と好きだ。スピリチュアルな内容だけど、シンとした静かな美しさが底の方にある文章が時々現れる。相変わらず女の人っぽくない文章っぽいけど、どんなカンジか楽しみだ。

買って置いた栗本薫の本は昨日読んだ。最近のこの人はクドイ、持って回った文章で、たくさん個性的な単語を並べるけど結局内容が文字の存在感に負けてる気がする。昔の方がよかったな。情景が、音が、表情や心の闇が見えるような文章だった。少なくともわたしには。
でも、未練がましくときどき読む。

古本屋で急に思いついて平井和正なんぞを探してみたが、やっぱり少年犬神明シリーズなんぞ置いてない。そりゃそーだよな、古いもんな。何十年前の作品なんだ?あれは。
やっぱり捨てなきゃよかった。15年間もボロボロになるまで持ってたんだから捨てなきゃよかった。
今の自分ならあのお話しをどう感じるか読んでみたくなった。彼の弱さと闇をどう受け止めるんだろ。どうにかして探して読も。

○今日の発芽
・第2弾めだか
◎今日の鉢上げ
・コールラビ、岡ヒジキ

 
ちびたのちび畑
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