米ぬか作戦第2弾
2004/05/24 (月)

のち  気温@最低:11.8度 最高:24.1度

今日の作業
    ちび畑作業
  • 定植待ちの苗たちにモロモロの防除の為に木酢液300倍・ローズマリー酢50倍液散布。
  • ミニきゅうりに↑を散布した後、米ぬかを振り掛ける。ウドンコ病を少し発病してるから。
    ふた握り位の量を土と2株のミニきゅうりに少しづつ散布。葉の裏側や茎にもかかるように丁寧に。成長点だけはかからないようにしてみた。

帰宅後、雨が弱まった時様子を見てみた。
きゅうりは毛が多いから、雨が激しかったけどあまり米ぬかは流れていない。という事は雨水や泥も直接は被っていないということだ。
さて、これで善玉菌が繁殖してくれれば病原菌は追っ払われるかもしれない。その為もあって先に土に善玉菌を住まわせたんだからね。がんばってね。

米ぬか葉面散布は↓の本を参考にしたです。部分的に抜粋してみた。
「醗酵肥料で健康野菜」 薄井秀男/著 農文協

●コウジ菌・納豆菌・乳酸菌・酵母菌などは死物寄生菌と呼ばれ、米ぬか・油粕・大豆かすなどの死んだ有機物をエサにして繁殖する。病原菌の多くは活物寄生菌と言われ、生きている作物の細胞に侵入して養分を摂って枯死させる。

●同じ所に2つ以上の菌が同時に繁殖することはない。

●米ぬかを散布すると、暑い時は納豆菌、寒い時は乳酸菌が優勢菌として繁殖する。

●納豆菌が繁殖するとPHが8前後のアルカリ性に、乳酸菌や酢酸菌が繁殖するとPH4.5以下の酸性になる。病原菌の多くはPH5.5〜6.5位の弱酸性で繁殖する。

●病原菌の多くは土壌中に生息しており、米ぬか散布して酸性あるいはアルカリ性になった土面や茎葉では目を覚まさず、目を覚ましても繁殖できない。

●米ぬか散布によるPHの変化は、乳酸菌や納豆菌がそれぞれ酸性・アルカリ性の分解酵素を分泌するからである。分解酵素にも殺菌・殺虫力がある。

●分解酵素(主にタンパク分解酵素)によって、病原菌や害虫の増殖・活動は制御される。

●しかし、空気中に浮遊する乳酸菌や納豆菌の密度が低いと効果が出ない。逆に病原菌などの悪玉菌が多く浮遊していると、悪玉菌が増殖してしまう危険がある。


本当に部分的な抜粋なので興味のある人は読んでみてね。

ぶっちゃけ、わたしは色んな資材だの「何ちゃら液」を何百倍で散布だのが面倒なんだ。農薬もそう。使ってるけど。
闇雲に虫を殺すのもイヤ。別に少しくらい収穫が減ったって、わたしは飢え死にする訳じゃない。
いつまでたっても青虫だのイモムシだのを殺す時は心が痛い。いやな気分になる。
だから、微生物によって植物が丈夫になって虫に負けなきゃ、それでいい。お金もかからんし。(菜園お小遣いは限りがあってのぅ〜)
農薬使おうが使わなかろうが、いわゆる「発ガン性物質」っちゅーヤツは野菜くんたちには含まれる。当たり前だね、野菜は人間の為に存在するわけじゃないし。種を残すのを邪魔する者は昆虫だろうと人間だろうと彼等には敵だもん。
ひとの命をもらうんだ。リスクはあって当然。

だから、何時の日か、何事にも負けない美丈夫な野菜が出来たら言うんだ。
「君はバッチリ攻撃毒素を持ってるね。でもヘーキ、美味しけりゃ気にしない。だってわたしはヘビースモーカー!」
タバコの発ガン性物質に比べたら農薬のそれなんて「屁」でもないそうだ。えへっ。

しかし今日の日記なげーなー。

今週当たりから朝作業できるように努力すること。予定入れちゃえ〜!
■トマトにトマトトーン
■ミックス液散布
■トマトの支柱立て・仮雨よけ
□枝豆・トウモロコシ・地這いきゅうり・向日葵播種
□サツマイモ苗つくり
■ミニキャベツ・カブ全収穫


 
ちびたのちび畑
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