月桃染め
2004/05/09 (日)

のち 気温@最低:14.1度 最高:18.9度
天気予報だと3時頃から雨の予報だったのに!
昨日の夜のうちに糸を1時間先媒染して、朝に月桃を1時間煮出して漉して、染液を冷ましている間に畑作業をしようと企んでいたのに・・・。(昨日の夜は結局眠くて媒染で挫けた)
煮出している間にご飯も食べて身支度もして、さあ、OKよ!今の内に!って時に雨がポトリポトリ・・・。−o−;アゼン・・・

仕方が無いので染液を、寸胴鍋から大型ボールに移して、今度は早く冷めるように空気の接し面を広げてみたりして。



月桃は良く色がでました。^^
濁りの少ない黄色。今回はシンプルにみょうばんで媒染。

みょうばんで媒染済みのウール糸を染液に浸したところ。

糸は撚りが2種類の合わせ糸。今回は試し染めなので糸量は50gです。
染材(今回は月桃)を水に入れ沸騰しないように火加減しながら1時間色素を煮出して染液つくり。その後、常温で30〜40℃になるまで冷ます。
ぬるま湯で湿らせた糸を染液に浸して70℃になるまで弱火で加熱、70℃になったらトロ火にして30分かけて80℃まで上げる。水温が上がると糸が浮き上がってしまうので時々やさしく沈めます。
30分後、今度は30分かけて90度まで水温を上げるように火を調節。(この1時間は火の側から離れられない(^^ゝ,,)
30分後、色が着いているのを確認したら、液に浸したまま35℃ぐらいまで冷ます。
(この冷ましている間にギュンギュン色素を吸収しているらしい。)

糸を取り除いた染液。赤みが強くなって透明度が増したのがわかりますか?
液の中の黄色系の色素が糸に吸収されたので、吸収されなかった赤系の色素が残っているのだろうと思いますが・・・。どうなんでしょう?^−^;
でも、きれいなおいしそうな色でしたよ。

冷ました液と同温のぬるま湯でやさしく丁寧に洗って、わたしは柔軟材として(髪の)コンディショナーを溶かしたぬるま湯で軽く振り洗いします。その後10秒くらい脱水して乾燥。(今乾かしてます)

月桃が生葉で使える間にもう一度やってみよう。
今度は媒染剤を変えて、今回忘れてた綿の布もサンプルで煮なくちゃ。

糸の写真は明日撮れると思います。たぶん・・・。
いっしょに月桃の葉も撮りますね。(きょうも忘れてた。)

 
ちびたのちび畑
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