頭から離れない
2003/11/12 (水)


今日仕事の合間にネコの煮干を買うためにホームセンターに行った。家からはちょっと遠いけど事務所からは割と近いところです。

あまり来ないところなので色々見たかったけどあまり時間も無かったのでスタコラサッサと煮干の棚まで一直線に。
ふと見るとすぐ隣の棚に小鳥が売っている。
気が付いたらセキセイインコに「キレイだねー、君は」なんて話し掛けていた。インコの隣にブンチョウがいてその隣にジュウシマツのケージ。
あれ?と見るとジュウシマツの巣にヒナがいる。まだピンク色してて生まれたてっぽい。白いものが見えたけど卵の殻かまだ孵ってない卵かも。ヒナはピーピー鳴きながら親に餌をねだってる。親鳥は何かの種らしきものをつついていた。
ちゃんとあげられるのかな、と思い、ついじ〜と見ていたら父親らしきジュウシマツがわたしの視線を阻むかのように巣の入口に立ちふさがった。母親も体の向きを変えてヒナを隠すかのように・・・。
これ以上不安にさせてはいけないと思いその場を離れたけど、ずっと頭から離れない。あんな(ホームセンター)騒がしいところで大丈夫なんだろうか?子供とか騒いでケージを叩いたりしないんだろうか?せめて隔離して静かなところに置いてあげればいいのに・・・等々。

わたしは動物はすべてものすごく好きだけど、ペットショップとかペットコーナーとかはあえて見ないようにしている。
どうも苦手。わー、かわいい〜!!とその時はくぎ付けになるんだけど、その後なんだか切なくなってしまう。
切なくなってその場を離れる。
たぶん狭い中で暮らしてるのが可哀想と思う偽善的な気持ちと、動物を売り買いする世界が苦手なんだとおもう。
どんな経緯を経ても幸せな一生なら良いのだとわかってる。でも、わたしは偶然でも必然でも「縁」で出会いたいと思う。「ご縁があって家族になる」というのが自分の感覚に一番合ってる。
あ、だからといってペットを買う方に嫌悪感はもちませんよ。そんなに意固地ではありません。普通です、ふつー。(笑

ただ、今はあのヒナ達(1羽かもしれないけど)が無事大きくなればいいな、と思います。わたしは何にも出来ないけど。

自分のこういう偽善的なところに直面するのが一番イヤなのかも。(笑


よくよく考えてなんか違うなー、と付け足し。
興味がない方は飛ばしたほうが良いっすよー。

モノとして生き物が置かれてるのがイヤなのかも。ペットショップとか。
だって「衣食」のために動物が流通してるのは納得いくもの。
牛や馬や鳥や羊や虫やいろんな動物はきっと広い意味で大切にされてると思ってる。存在に感謝してると思う。
かわいいとか流行だとかが価値判断の世界が苦手。
生き物は人間にとって可愛かったり怖かったり憎たらしかったり色々。必死に生きてるから色々。
何を言いたいのかわかんなくなってきたけど、人間以外の生きているものにも感謝(っていうと安っぽく感じるのは私だけ?)して生きていきたいな。そう思う。

 
ちびたのちび畑
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