用意しておいた玉ねぎの皮で毛糸を染めました。
媒染はみょうばんと酢酸クロム。
古い材料なので色があまり出ないかと思い毛糸と同量にしてみたら、ものすごく色が出てしまった。
半分で良かったかもしれない。
染液が薄いだろうから黄色気味の色を予想していたところ、あらあらびっくり！みょうばんはオレンジ色になっちゃった。
前、そんなに古くない玉ねぎの皮使ったときより濃い色がでました。不思議。熟成されたのかな？？
かと思うとクロムは茶色気味になるかと思いきや、こっちの方が薄い色。量は間違えていないのに・・・。

どんな植物の中にも豊かな色が潜んでいます。
同じ植物でも季節が違えば、違う顔を見せます。土が変われば違う表情をします。同じ条件でも前とは同じ色になかなかなりません。
だから面白いんだろうと思ってます。主導権は植物にあって人間（わたし）はそれに一喜一憂してます。


染めメモ
・１（左）：同量・みょうばん先媒染・古玉ねぎの皮
・２（右）：同量・酢酸クロム先媒染・同上

今日の写真
◎乾燥中。右側は写真より濃い色で柿みたいな色です。

■セイタカアワダチソウ刈って来て染める。