朝は寒いものの農園到着時には穏やかな天気になっていた。「ホーホケキョ」「ケンケン」という鳥の鳴き声が静寂な農園に響く。「ギャーギャー」とわめくカンリの喧騒さとは大違い。仕事を忘れ清々しい気持ちになる。
昼飯にビールを飲んで一日畑ですごせたらどれくらい気持ちがいいのだろうと思う。

まずはタラの芽採りと思ったらすでに先を越されていた。今度の土日が最盛になる。負けないように早起きだ。

妻はつぼみ菜採り。大きなゴミ袋で一つとれる。職場の皆さんにおすそ分け。それでなくても毎朝毎晩２回ずつ大きなどんぶりのおひたしを二人で食べてもまだ余る。食傷気味である。

私は草をとり、ロケットとネギのような（名前を忘れてしまった）ものを播種。スナップエンドウ用に畝を立てマルチをはった。そして時間が許す限り再び草取り。この雨でいっきに雑草が伸び始めてきた。

(1) 農園の周辺のタラの木。 いくらあるかわからない。 今年の秋には掘り出して農園内に植え替える予定。 (2) 満開のアスパラ菜。その向こうがつぼみ菜。 この収穫に追われ、わさびをとる暇がない。 (3)