2005/04/03 (日)
R18を軽井沢駅方面に走っていくと道路わきに見かける いくつかの看板「ゆうすげ○○」(ライブスタジオや温泉など)。 前からこのひらがなのネーミングの語源は何なんだろうなー? と思っていましたら、新聞コラムを読んでポンと謎が解けた。
「ゆうすげ」は花の名前。花言葉は・・・「麗しき姿」。 どんな花なのかしら。まだ見たことがありません。 ではさっそくネット検索。さあ、お立会い♪ http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/yuusuge.html http://www.geocities.co.jp/Outdoors/6286/yuusuge.html
漢字で「夕菅」と書くように夕方から咲き出し早朝しぼんでしまう夜型。 ・・・月見草みたい。自生でしかも夜だけなら見かけないのも無理はないね。 花時は夏から初秋くらいですが、発芽してから3年以上しないと花が咲かない。
同じキスゲ科のニッコウキスゲは朝開いて夕方にしぼむ「昼咲き」、 エゾキスゲは夕方に咲いて翌日の午後まで咲き続ける「夜昼咲き」。 ほんとに仲間?(笑)時間差があるのが、おもしろいなあ。
今年1月12日、軽井沢町立植物園の佐藤名誉園長宅にこのゆうすげの種子 9200粒が両陛下のご指示で届けられたそうです。種子は地中に 埋めて保管し、春の訪れを待って希望する町民に配布されるのだとか。 町民じゃないけど私も欲しいなあ。。。軽井沢の人脈をたどってみよう。
そもそも皇居のゆうすげは25年前に軽井沢町が贈ったもので、 吹上御苑お庭で大切に育てていただいているそうです。それから 採取した12000粒を2003年秋に里帰りのように町に贈ってくださった そうな。(両陛下と紀宮さま3人で採取したもの。)
一昨年夏に両陛下が町を訪問された際に植物園にもお立ち寄りくださり 当時の佐藤園長から「ゴルフ場化でゆうすげが減り種子の入手が大変です。 といった報告をお聞きになられたのがきっかけだったようです。 公務もお忙しいでしょうに、細やかな優しいお心遣いに恐れ入ります。
きのう300名の町民に配られたと今朝の新聞で知りました。 希望者多数だったようですね。無理もない。 園芸好きな人がたくさんいてくれてうれしいです。 そのうち、私のところにもきっとめぐってくるでしょう。
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