お盆も近づき、お墓の掃除をこなす。

それにしても今日は・・・
ＨＰでお付き合いをさせていただいた女性が逝ってしまった。その告別式（お別れ会）。
この女性の前向きな生き方には、感動を覚える。
お会いしたのは手術後の身体であった。
しかし、ステーキをペロリと完食したのには驚いた。
私が「こまどり姉妹」に感動すると言ったら。
彼女は全く同調しなかった。
そんな強気な一面を見せていただいた。
山歩きはもちろんだが、病に伏してもすべてに一生懸命だった。
彼女に憧れて、彼女を越えていこうと山歩きを続けている人も多いのではないだろうか。
私もその一人に違いない。

お別れ会が営まれた。
「坊がつる賛歌」「四季の歌」の合唱で送る。

棺の中の彼女は登山靴を履き、病と闘い通した顔はけっして安らかではなかった。
外は猛暑で目眩がするほど。
しかし、出棺まで誰一人として発つものはなく、車が見えなくなるまでいつまでも見送り続けた。

また素晴らしい人を見送ることになった。

合掌