月のしずく
2012/06/25 (月)

浅田次郎さんの短編集「月のしずく」を読む。
表題作を含めて優しい人の物語が続く。

幼児体験での、嫌な思い出は忘れてしまう。
そんな風に人間は出来ている。
しかし、深層心理としては残っているのだろう。
思い出そうとすると、それが夢だったのか現実だったのか、曖昧な区別のつかない記憶となっている。

「ふくちゃんのジャックナイフ」はそんな物語だった。
「ピエタ」もそんな物語。
ミケランジェロの傑作、ピエタを実際に見たいと思った。


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かしぐね農作業日誌
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