所用のついでに気になっていた、三夜沢赤城神社の西瓜の碑を訪ねてみた。
最初に見たときは不思議に思ったのだが、その理由がわからないままになっていた。
今回はその理由を知りたくて再訪した。

碑の裏に回ってみるとその由来が書かれていた。
以下全文を読んでみる。


建碑の記
西瓜優秀品種Ｆ１新都は
古谷春吉氏の作出なり名峯
赤城山山麓大胡町横澤に於いて昭
和二十三年以来採種を行い今
日全國的に普及を見るに至る
新都西瓜が斯の如き聲價を得
たのは作出者の努力は勿論の
こと採種に當る耕作者の苦心
経営とその陰にあって若き女
性が雨風の日もいとわず
一花一花續られた交配作業の功
績亦沒することはできない
今や漸く十年を經て其の名声
愈々��くその名は赤城山と共に
顯れるに至る仍てその由來
を記して建碑の記とする


なんとなくわかったような気がする。
ともかく、女性を讃えているところが上州らしい。

しかし、この優良品種「新都」はどこに行ったのだろうか？