北海道紀行
2006/08/10 (木)

hare.gif  今日の千葉は暑かった。
 ところで、避暑地として北海道へ2泊3日のつもりだった。
 しかし、結果的にそれは甘かった。どこも30度を越える暑さだったためである。
 親の要望に応えて、知床、摩周湖、旭山動物園を見たいということで、JTBのツアーに入って、旅行となった。
 1日目、朝5時に出発。8時5分のJALにて帯広空港に着陸。そこから網走バス(観光バス)にて、一路釧路へ。
 昼食は和商市場で自由昼食。やはりうに、いくらといった海産物の丼に目が行く。だがすし屋に入ってにぎりを頼む。
 釧路駅からノロッコ号という観光列車で釧路湿原を車窓から眺める。(写真)
 最近は釧路川でのカヌー下りがはやっているという。
 終点の塘路駅で下車。バスにて川湯温泉へ。
 近くの硫黄山のふもとで記念撮影。硫黄の臭いが漂う。これぞ温泉の源である。宿泊した川湯第1ホテルは、源泉かけ長しの宿ということでうれしい。3回入った。
 夕食はレストランにて。今回のツアー名に「かに料理満喫」とある。今回は毛がにが出た。北海道らしくシーフードが多い。
 夜は摩周湖の湖畔の高台で星空の観察をガイド付でおこなったが、残念ながら快晴のうえに満月で星を見るどころではなかった。月がうらめしい。
 初日は長かった。
 2日目、8時30分出発。摩周湖を展望台から見る。かつては透明度が100メートル以上あったが、魚を放流したら30メートルになったという。摩周湖といえば「霧の摩周湖」で有名だが、霧が晴れてよく見えた。そのあと、野付半島でトドワラを見る。松が枯れている情景が広がっているが、そこへ行く途中が原生花園になっており、いろいろな植物が咲き乱れていた。はまなすもそのひとつ(写真)。
 ただしそこまでは歩いて20分以上細い道をただひたすらあるかなければならず、年寄りにはきつい。帰りは観光馬車にのってもらった。
 昼食は標津のドライブインにて。浜丼とラーメン。ここが1番涼しかった。でも寒いという感じはしない。
 このあといよいよ世界遺産の知床へ。
 知床の5湖へ行く。ただし散策したのは1湖と2湖のみ。3〜5湖は熊が出るため立ち入り禁止である。ちょっと恐い。今回、バスの中からだが、いろいろな野生動物を見ることが出来た。丹頂鶴やキタキツネ、エゾシカ、そして熊も河原で見えた。暑さで水浴びにやってきたのだろうか。
 知床半島をバスで走り、羅臼岳やオシンコシンの滝を見学した。
 宿泊は網走郊外の網走観光ホテル。眼下に網走湖が見え、ここも温泉ホテルであった。うれしい。
 夕食はこんどはたらばがにである。かにづくしでこれでもかとあった。
 3日目。8時出発。バスの移動が長かった。オホーツク流氷館の展望台から網走市内を一望。そのあと土産物屋に立ち寄る。私は、土産より近くの網走刑務所の方が気になる。全国で刑務所が観光地になっているのはここだけだろう。
 このあと、昼食場所の旭川へ。上川北の森ガーデンにて自由昼食。時間があったので熊牧場に行ってきた。登別の熊牧場と同じく、えさをやろうとすると手招きする。
 3日目のメインは旭山動物園だ。この日も暑い。しかも満員盛況で人、人、人である。坂が多く、年寄りにはきつい。今は人寄せでアイデア勝負だが、これからはバリアフリーも考えた方がいい。テレビでも連日取り上げていた、ペンギン、ホッキョクグマ、チンパンジー、アザラシ、そしてオラウータンの綱渡りも見れた。2時間近く歩き回って、炎天下疲れた。
 このあとは新千歳空港までバスを走らせ、夕食とおみやげを買って、8時50分発の便で東京へ。名古屋は台風接近で大変だったようだが、幸い、この日は東京は雨にたたられずに大丈夫だった。(次の日は大雨だったが)
 快晴に恵まれて、まあ良かった旅だった。

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taimankitanoの家庭菜園作業メモ
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