月と農業
2009/12/24 (木)

播種は満月、定植は新月
植物の生育も、やはり月の満ち欠けに影響を受けている。『播種は満月、定植は新月に行うとうまくいく』ということは各地で言い伝えられている。
 植物の生理を、新月は栄養成長に向かい、満月は生殖成長に向かうと観察している人もいる。たとえば、果菜類のイチゴ、ピーマン、ナス、キュウリなどでは、満月の頃に花芽分化しやすく、開花する花も多く、大きく強く、花粉も多くなる(生殖成長)。
一方、新月の頃の花数は少なく、弱くなる(栄養成長)傾向にあるという。

満月(生殖成長に傾く頃)
小葉が小さくガッチリ苗になる。根が先に出る。
ゆっくり発芽。根が多い。

新月(栄養成長に傾く頃)
徒長しやすい。地上部が先に出るか、根と同時に出る。
勢いのいい発芽。根が多くない。

では、菊の挿し芽は、満月?新月?

満月の頃でしょうね。

(農家日記2010より)
(とっさん0456らしくない書き込みでしたU)



 
とっさん0456の大菊栽培日記
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