加工品開発のための市場調査研修4
2013/05/16 (木)

kumori.gif 研修4日目は最近世界遺産への登録予定で脚光を浴びる富士山周辺及びそこへの経路途中にあるブルーベリー産地の状況を研修してきました。

1 神奈川県西部の相模原市は政令指定都市にも指定される都会ですが、その更に西部地域は丹沢山系と高尾山などに挟まれる中山間地であり、野菜や果物なども栽培される地域となっています。この地域でも自然発生的にブルーベリー栽培が盛んとなり、訪問した農園でも観光摘み取りの他、加工所を作ったり、他種加工原料となるものを新たに植え付けたりと加工販売を意識した経営へと変貌している様子を見ることが出来ました。

2 河口湖近くにあるブルーベリー農園は4haもの広大なハイブッシュ農園です。この農園の特長は、日本ブルーベリー協会とは一線を画し、主として果樹王国山梨県の指導により出来た農園で、地域の農業者約30名が組合組織を作り働いているようです。ただし、最近は高齢化により、働き手の後継者問題が顕在化しつつあるようです。

3 河口湖畔には、第三セクターの法人としての生活自然館があり、若い人を中心に10名前後の人が加工品製造・販売・庭園管理などで働いています。ここは、基本的にはブルーベリーに特化した商業施設(体験型直売所)であり、委託加工を含め数多くのブルーベリー関連商品が並んでいます。

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ブルーベリー作業メモ
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