やっと晴れ間も見える比較的暖かい１日でした。
そんな陽気に誘われ、宇佐神宮へ初詣に行ってきました。

宇佐神宮（宇佐八幡宮）は古代の歴史上大変重要な地位を占めていますが、政権中枢の庇護が受けられなくなった以降、特に最近は参拝者も減少している様子が感じられ少し寂しいくらいでした。

途中人通りの少ない林の中に弥勒寺の伽藍が発掘された跡があり、礎石が点々と残っています。
この寺は日本への仏教伝来初期の頃のものであり、隼人の乱に関連して始まったとされる放生会が執り行われたとも伝えられています。

そんな想いを受け止めるかのようにその場に佇む年配の男性から期せずして宇佐神宮にまつわるいろんな話も聞くことが出来ました。
早春から運の良いことに出会えました。