早朝雨があったようですが、気付いた時以降良い天気に恵まれました。

そんな中、以前から果物の産地としてその名が知られていた新田原地区を訪ねてきました。一部の熱心な果樹農家の方々には新たに果樹苗を植えたりして堅実な感じを受けましたが、お年寄りだけになった農家などでは８０歳近い年齢のおじいさんがチェーンソーを抱えてイチジクの大木を切り倒しているなど、果樹農家を廃業する場所が多く見られました。

話を伺ったお婆さんの例でも、所得は稲作よりはるかに多いのだが通年のつらい作業を嫌って若い後継者がいないことや、最近の有機無農薬栽培ブームのあおりで労力が増加するだけでなく厳格な商品管理が要求される等年老いた農家には対応困難な状況が伝わってきました。

何か日本の明日の姿を見ているようでつらい一日でした。