早朝の雷鳴にびっくりしながらも２日目の研修をほぼ予定通り実施してきました。

今日の研修先は３箇所でそれぞれの特徴は次の通りでした。

１　地元の建設会社が農業分野に進出して作ったブルーベリー園で施設園芸の部類に入ります。取り組みは比較的最近ですがポット栽培の強みを活かしつつ、個人では対応しずらい大きな初期費用も国の助成を受けることで対応した大規模な園です。また販売面でも専門の商事会社を立ち上げるなど企業経営のノウハウを駆使した取り組みが感じられました。（佐世保市）

２　地方都市の主要産業である各種農業に従事する方々が力を合わせることで観光農園を立ち上げた例で、経営戦略立案に対するアイデアと結束力の強さを伺わせました(栽培者の写真が並び、商品説明が大画面テレビで流される売り場の状況)。ブルーベリー園自体は残念ながら見学する時間がありませんでしたが、園の販売面を取り巻く環境を理解するのに大いに参考になりました。
ちなみに２００９年農業大賞も受賞されたようでそれを示す看板がありました。（大村市）

３　地方の農業高校で先生をされていた方が、定年退職を前に準備を開始されて作られた園で、その経営戦略や栽培に関する研究の成果が大きく反映されていると感じました。生徒達にも良い刺激が与えられそうです。
ところで私には農業に関する素養は全くありませんが、園への取り組み開始時期など似通ったところも多いので大いに参考になりました。（諫早市）