雲が低く時折雨も降る生暖かい１日、自宅から４０分程の所で実施されている古民家ギャラリー展を覗いてきました。

場所となる古民家は主催者の実家で、地域に住んでいる（居住予定者を含む）芸術家達がコラボしギャラリーとしているようです。併せて敷地内には手作り工房もあり、この日も芸術家の卵の人達が作品作りに勤しんでいました。
びっくりしたのは、こんな田舎にある古民家ギャラリーにも関わらず作品の質は高く、日展１３回入賞者や現在美術展入賞者などもおられるということでした。このような方々が参加されるということは主催者の人柄や人脈は勿論、地域の自治体が行っているＩ、Ｕターン支援策などの効果があるようです。

ところで今日印象に残った言葉は次のようなものです。
「多くの製品を正確に作る職人は若い時からの積み上げが必要だが、芸術家には多くの経験を積んだ中で培われる感性が求められる。」

ブルーベリー農家は「職人or芸術家？」、いずれの道もありそうです。