大山町に学ぶ(その1の2)
2010/03/02 (火)

kumori.gif 昨日は大山町及びそれに良く似た環境にある川場村について書きましたが、それでは肝心の我が地域はどうかという点で考察してみましょう。

この地域は、東北東方向に長い海岸線を有しつつも背後には古い火山から連なる火砕流による特徴的な裾野状地形が海岸近くまで続いています。このためこの地域にアクセスするには、@大分県方面からの中津経由での北上、A福岡方面から飯塚、田川経由での東行、B北九州方面からの南下の3ルートに限られ、しかも高速道路が未開通であるため90分圏は概ね、大分県中部以北と福岡県内に限られます。このため集客の観点から考えれば北九州市内全域と福岡市、飯塚市、田川市、直方市などとなり多くても300〜350万人となることから、その時間距離に応じた特徴的、魅力的なイメージが無ければ集客は困難だと思われます。福岡市を除く周辺市町村は高齢化が進んでいることも考慮する必要があります。

最近はこの地域の景観を売り出そうとする動きがありますが地形の細部の特徴はどうでしょうか?
この地域の地形的な特徴は前述した裾野状地形にあります。またそこには長い年月によって多くの谷が発達していて残った丘はまるで大蛇の如く見えます。ひょっとすると古事記や日本書紀に記述される”やわたの大蛇”とはこの地形から出ているのかも知れません。しかもその背後にそびえる山々には古い歴史を有する神社や修験道の遺跡があり、日本古代の歴史舞台となったことを窺がわせます。
どうやらこのあたりにビジネスチャンスにつながるヒントが隠されていそうです。

(本日の記録)
1 ダンプ売却
2 接木テープ配布(7/8)
3 挿木鉢上(約50本)
4 植付(3本)

 
ブルーベリー作業メモ
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