大山町に学ぶ(その1)
2010/03/01 (月)

ame.gif 先日訪問した大山町(日田市)の「梅を活かした地域活性化への取組み」の分析をやってみたいと思います。
第1回目は地域の戦略的環境の分析です。

大山町では、事業展開のための距離環境を物理的にではなく時間的なモノサシで計測し、90分圏内に750万人の定住人口があることを確認しました。そしてそれらの人々を対象とすることで生まれるビジネスチャンスを活かすことにしたようです。

以前訪問したことのある群馬県川場村は、世田谷区と姉妹都市の関係を結んでいることを活用し、その約90万人もの住民を受け入れ易い環境を整備して交流することで村の産業(観光や農業など)を活性化していたことを思い出します。
川場村は世田谷区から約100kmありますが、関越高速を使えばちょうど90分圏内に入ります。また、川場村を中心に考えて90分圏内にはおそらく1000万人以上の居住者があると思われます。偶然かも知れませんが村の人口が約4000人だということも共通しており、この村でも同様のビジネスチャンスが存在していることを認識して行動したことを予想させます。

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ブルーベリー作業メモ
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