剪定研修
2010/01/12 (火)

kumori.gif 自園の剪定が略終了した今、剪定に関して最初の頃とはかなり意識的な変化があるように感じたので、他園の剪定状況を再度見学してきました。

最初の園は、太陽の光を取り込むことを中心として行われているように感じられ、着果枝もかなり強めの枝のみを残していました。
2番目の園は去年実がある時期に見学した際その見事な果実を見て剪定方法に興味を抱いた園で、こちらも強めの剪定が目立ち、太い着果枝のみを残して、それも花芽を制限するため先端部をかなり切り詰めているように感じました。
3番目の園は今回初めてその存在を知った園でしたが、樹がまだ小さいようで剪定は未実施でした。

この後、今回見た剪定や自分が行っている剪定との違いを再認識する必要を感じたので先日招聘講師が指導のため自らの手で剪定した見本樹がある園を訪ね、剪定要領のポイントを再確認して見ました。

(自分を含め)それぞれの剪定の違いは、栽培管理との関係で発生するだけでなく、園の経営理念とも関係するように感じました。
引き続き今回見学した剪定の結果を観察していきたいと思います。

ところで招聘講師の剪定で他の人があまり実施していないけれども学ぶべきだと考える点がひとつあります。それは剪定の際、株の根元の処置を重視している点です。余計なサッカーやシュートの切除は勿論ですが、株元の状況を点検して土壌の状態や根の状態、更には害虫などの状況も点検して必要ならその場で対策していました。
自分でも最近これに習い、できるだけそうしようと心掛けていますがなかなか思うように出来ません。

 
ブルーベリー作業メモ
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