夕刻パリ出発
2009/12/28 (月)

hare.gif 最終日も好天に恵まれました。

1 午前中ホテルをチェックアウトして荷物を娘のところに預けサンジェルマン〜モンパルナスを散策。有名店〜一般専門店までたくさんの店が並んでいました。最後に立ち寄ったラファイエット・ギャラリーでは万引の瞬間を目撃することになりました。騒ぎの中店員にアドバイスしたら犯人も商品も見つかったみたいで感謝されましたが自分が被害に遭なくて良かった。

2 午後はお土産購入を兼ねて近くのスーパーに立ち寄り。日本でも最近見かけるようになった商品ディスプレイの先駆的取組を見れていろいろ参考になりました。

3 時間があったので出発直前でしたが娘が勧める別のスーパー(こちらは最近ブームのBIOのお店)も覗いてみました。日本でも最近はオーガニック食品が注目されていますが一歩先を歩んでいる感じです。

4 空港へはメトロでマドレーヌ駅まで行き、そこから徒歩でオペラ座まで歩き、空港直通のバス(ロアシーバス)に乗りました。バスはタイミング良く搭乗が始まったところだったので空港では余裕をもってチェックインできました。また空港へ向かう時間帯も到着時と異なり明るかったのでサン・ラザール駅、北駅、モンマントル周辺の様子も確認できましたが美観重視のパリ市内(特にゾーン1)は渋滞が酷いようです。北駅近くで高速に乗るまで40分以上かかっていました。

5 空港は到着の際一度体験しているので混乱もありませんでしたが、搭乗前の検査はテロ未遂事件の影響もあって今回最も厳しいものでした。なんとズボンのベルトまで外して検査しました。もちろんパジャマの詰まったバッグの中や靴も脱いだ上でボディも接触検査でしたから時間を要します。一人当たり5分位はかかっていたんじゃないでしょうか?

 ところでパリ市内の移動には専らメトロを使用しましたがいろいろ合理的、パリらしい点に感心しました。
そのひとつは車内でのミュージシャンの活動です。各車両1〜2駅程度で移動しながら演奏し、お客さんのチップをいただく制度です。お客さんも生演奏で気分良く過ごせて良いですね。
乗車券の発券、入場などは全て自動化されていますが日本との違いは検札が乗車時だけという点です。距離による差はゾーン制を採っているので殆どの場合同料金(回数券なら150円程度)で済むようです。キセルは臨時検札での罰金が有無を言わさず高額なので殆ど無いようです。
最後のひとつは路線の密度と駅のデザインです。市内では各種交通機関が高密度に走っており、しかも無料で乗り換えまでできますから少しの距離歩くだけで必ず何らかの公共交通機関を利用できますのでタクシーは遂に使いませんでした。またメトロ駅構内のデザインは流石パリだと思わせるものでした。(写真左はメトロなどの鉄道系路線図、右はバス路線図)


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ブルーベリー作業メモ
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