補植
2008/12/20 (土)

hare.gif 養液栽培ブルーベリー畑の様子を再確認したところ当初の深植え又は植付時の苗の根部処理が悪く、かなりの苗(約50本)でこの2年間殆ど成長していないことが判明しました。このことからこれ以前に枯れた植付け総数の約半分にあたる180本についても同様の原因であったことが考えられます。現在成長阻害状態でも残っているのが比較的樹勢の強いラビットアイ系品種であることを考慮すれば当初植付苗の1/3しかまともには成長していないことになります。

枯れたり成長阻害に陥っている苗を細部観察した結果、使用されている培土は○○○地区供給の苗に多く見られるもので地上部に比し根部の成長が今ひとつと感じられる原因になっていると考えられます。
なお地上部の成長が良いのは苗育成段階での肥料管理が良いためと考えられます。
これらのことから考察すると、植付けが養液栽培の有効性への期待感から根の成長が困難な当初の培土を除去せずにそのまま、それも比較的深く植付けたため根の成長が阻害されたものと考えられます。

現在新たな苗と交換しながら、成長阻害苗については当初の培土を落として再生のために植替え処理を行っています。

 
ブルーベリー作業メモ
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