2007/07/04 (水)
今日は、梅雨末期特有?の豪雨だった。
それでも昼頃には雨もあがり、85歳の父が近くの人々に約束していた摘み取りをしてもらった。足場も悪く迷惑ではなかたっかな? 老人がブルーベリー畑を他人との交流の手段として使おうと考えるところに「老人介護園芸」の一形態があるのかも知れないと感じた。
この例のように、ブルーベリー栽培を更に多面的に考えることができそうだ。近くには最近耕せなくなった耕作放棄地も多く、また最近まで現役だった農民もたくさんいる。「人生の最後の1日までブルーベリーだったら付き合えるかも知れない」と考えれば小規模でもいい、身体の対応できる作業を担当してもらうという「介護・福祉園芸」のモデルができそうだ。
無理に流通を考えなければ環境にも優しいし、海外のブルーベリーでは価格競争以外参加できない分野だ。
今年のシンポジュームは、このような観点で物事を見ることができるようにしてくれた。
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