アブラゼミの羽化
2006/07/29 (土)

hare.gif  本年度2回目の自然教室。昼過ぎに梅田の現場を片付け、定刻の4時に30分遅れて駆けつけました。
 本日のメニューは『セミの羽化観察と棒焼きパンつくり』。
 我が家からすぐの旧町民センター(昨秋、市になってしまったため「文化センター」に名前が変わりました。)で、小麦粉にイーストを加え、その他もろもろの味をつけたものを棒に巻いて焼き上げ、手作りパンを作りました。
 メインは羽化観察。子どもの頃から本では見ていたけど、この目でじっくり観察は初めてです。
 夕方、土から出てきた幼虫は、適当な木を探して上り始め、自分の納まるべき場所を探します。(この間、1〜2時間)
 羽化すべき場所を定めたならば、じっと固まり始めます。
 待つこと30分〜1時間、背中が割れ、頭を出し始めます。全部の足まで出してしまうと、『イナバウワー!!』後ろへ反っくり返っていました。その後ものすごい腹筋力で起き上がり、足で己の体を支えます。
 そこまで進めばしめたもの、後は尻尾を出して殻から脱出。徐々に羽を伸ばし始めます。
 背中が割れてからここまでが1〜2時間と言うところ。
 先生方のご指導で、生命の力強さを感じることが出来ました。

i0 i1 i2 (1) イナバウワー!!
子供たちのひらめきで、大きく反り返った幼虫にこんな歓声が上がりました。
(2) 無事に殻から抜けきって、白いながらも立派な形の羽になりました。
(3) ギャラリーに囲まれて、セミ君は羽化するにもかなりの緊張を強いられたようです。
 
西播磨週末農夫の家庭菜園作業メモ
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